神経軸索ジストロフィー
対象
遺伝形式
劣性遺伝(潜性遺伝)
概要
致死性の神経疾患です。国内ではパピヨン犬で散発的に発生が報告されています。生後しばらくは症状はありませんが、生後3−4ヶ月頃から神経症状が出始めます。典型的な症状としては頭部振戦、運動失調といった小脳症状があらわれますが、視覚や聴覚の消失を伴う場合があります。ほとんどの症例は1歳になる前に死亡します。
予防と対策
現在のところ有効な治療法はありません。キャリア個体同士の交配は避けてください。
参考文献
Nibe K et al.(2007) "Clinicopathological features of canine neuroaxonal dystrophy and cerebellar cortical abiotrophy in Papillon and Papillon-related dogs" J Vet Med Sci. 69(10):1047-1052.
Tsuboi M et al.(2017)"Identification of the PLA2G6 c.1579G>A Missense Mutation in Papillon Dog Neuroaxonal Dystrophy Using Whole Exome Sequencing Analysis" PLoS One. 12(1):e0169002.