巨大血小板性血小板減少症
対象
遺伝形式
劣性遺伝(潜性遺伝)
概要
罹患犬は、血液の凝固に関わる血小板とよばれる血球が、通常のイヌより大型です。一般の血液検査では数が減少して計測されてしまいますが、血小板の機能に問題はなく、健康上の問題にはなりません。
予防と対策
本疾患が健康上問題となることはありません。血液検査で異常低値として検出されてしまう場合がありますので、罹患個体は、病院で血液検査を受ける際に獣医師に本疾患を罹患していることを事前にお伝えください。
参考文献
Gelain ME et al. (2014) "A novel point mutation in the β1-tubulin gene in asymptomatic macrothrombocytopenic Norfolk and Cairn Terriers" Vet Clin Pathol.43(3):317-321.