進行性網膜萎縮症(PRA)
対象
遺伝形式
劣性遺伝(潜性遺伝)
概要
眼の奥にある網膜が変性・萎縮してしまう病気です。罹患猫は通常生後1歳半〜2歳頃より視力が低下しはじめます。初期の頃は夕方から夜間の視力が低下しますが、徐々に日中の視力も低下し始め、最終的には失明してしまいます。網膜が変性すると水晶体の変性も起きるため、白内障も起こりやすくなります。
予防と対策
病気の進行を抑えることはできませんが、徐々に進行するため、猫自身も視力低下を認識し、自分の室内環境や散歩コースを覚えます。飼い主としては、猫の覚えた生活環境をできるだけ変化させずに生活させてあげることで、不慮の事故を未然に防いでください。
参考文献
Menotti-Raymond Met al. (2007) "Mutation in CEP290 discovered for cat model of human retinal degeneration" J Hered. 98(3):211-220.